2012年3月12日月曜日

酒蔵ツアー

旅行で高知に来ていた頃からお邪魔させていただいている吟醸バー「ぼくさん」が主催する酒蔵巡りバスツアーに参加してきました。このツアーでは高知の酒造に訪問し、蔵の見学と新酒の試飲ができるとのことで、蔵の見学はほどほどに(笑)、試飲をしつつ高知の人たちとのふれあいを楽しんできました。

今回訪問したのは土佐山田町の「アリサワ酒造」と安田町の「南酒造場」です。「南」は都市部ではプレミア価格で提供する店もあるほどの人気のお酒で、私の周囲でも高知の酒では人気ナンバーワンです。また、南酒造場は取材お断りの酒蔵でなかなか世間に露出しないとのことなので、ある意味貴重な体験でもあります。

当日ですが、参加者は40人弱といったところでしょうか。私と同じく一人の方、カップル、親子連れなど数人のグループとさまざまな人達が集まっています。意外と若い人もちらほら。

さて、はりまや橋付近からバスで移動すること約30分、土佐山田町のアリサワ酒造に到着。まずは蔵の見学をして、「文佳人」の試飲へ。試飲では「リズール」を始め8種類くらいのお酒をいただきましたが、どれも嫌味のない綺麗なお酒で美味しくいただけました。写真など撮影していないため、個人的に蔵直営の「文蔵」で食事をしたときにとった大吟醸の写真を一枚。

早々に試飲を終え安芸郡安田町へ移動なのですが、何故か途中で渋滞。しばらくするとなんと火事が!これによって見物渋滞になっていた模様。。。見物していないでさっさと先に進めよ!!などと思いながら、結局一時間以上バスに揺られ、ようやく南酒造場へ。

こちらでは、まだ酒が入っている樽が残っていたので、その中を覗くことができました。甘く心地よい香りと、発酵による泡が時々見れたことが印象的でした。そして試飲。

一升瓶とグラスのオンパレード(笑)。この頃には既に参加者のみなさん、ただの酔っ払いと化していたので写真を撮るのが大変でした。この写真の一番奥にある瓶が純米大吟醸で、そのラベルを撮りたかったのですが、いい感じに酔った私も面倒だったので、これでよしとしました。。。
肝心のお酒ですが、どのお酒も南らしい豊かな香りで(って南なんだから当たり前か?)、とても飲みやすい。純米大吟醸は程よい酸味で、いくらでも飲めてしまいそうな爽やかさ。正直なところたくさん飲みたかったのですが、一人で酔っ払うのも気が引けるのでやめておきました。

そして南さんからはおみやげの吟醸酒1合と酒粕をいただき、いい気分でラポールというレストランに移動し、遅めの昼食となりました。昼食では「ぼくさん」のマスターが私のことを「東京から高知に移住してくる人」としてテーブルで紹介していただき、参加者のみなさんにあたたかく接していただくことができました。

そしてバスで移動後、2次会にもお誘いいただき、地元の方々との交流を最後まで楽しみました。いやあ、高知の人って本当に温かいですよね。「ぼくさん」のマスター並びに参加者のみなさん、ありがとうございました。